数学が楽しい日々が続いている。わからなくて苦しくてヴーとなる時もあるけれど、戻ってみたり、もやもやを抱えたまま苦しみながら先へ進むとあるところでストンと腑に落ちることもある。「気持ち」がわかると晴れやかな気分になる。
趣味でフーリエ解析を学ぼうと思ってここに辿り着いた。
でも紙媒体でないことと(出力すればいいだけの話ではあるが)、基礎が身に付いていない初学者にはこれだけだとわかりにくいため、本を買うことにした。紙の本にガシガシ書き込めるのが自分には一番合っている。
フーリエ解析とラプラス変換が分かりやすそうなものにした。書店でパラパラと眺めて読みやすそうだったため、こちらにした。もっと簡単なラプラス変換の本もあるが微分方程式を解くだけならできるため面白みがないなと思いそういう本は選考外に。
もう一冊、ラプラス変換は載っていないがフーリエ解析のおすすめで出てきた本を買った。
一冊目を買うときにどちらにするか少し悩んだが、続かないと話にならないので読み易そうな方をと思って上のにした。ある程度読んで理解してから追加で買うか検討しようと思っていたのだが、ブックオフで1000円で売っているのを見つけて即買ってしまった。定価の3分の1くらい。
この二冊である程度理解したら『やる夫で学ぶディジタル信号処理』にも戻ろうと思う。
学びたいことをきちんと理解するためにはその前の土台が必要で、その土台を理解するためにはもっと基礎の部分から学ぶ必要があって、と掘り返し続けると際限がない。
線型代数と微積は別の本でさらっと読み込んだけれど、もっとしっかりやりたいなと、辞書的にも使えそうなものも買ってみた。古本屋で2冊合わせて1500円なり。
フーリエ解析の本を読み進めつつ、解析を一からやろうと思う。本当は代数や解析よりも幾何をやりたい。でも応用解析を使ってきちんと理解して解けるようになりたい問題がある。完全に理解するために学習はもちろんするが、参考にとりあえず解き方だけなら適当に調べれば出てきたりしないかな、とも思ったのだが全く出てこなかったから自分できちんと理解して一から解くしかない。分野としてはあるようだが演習として解き方が出てこない。だからこそ燃えるというか、この式を解きたいという高い目標としてあるからこそ頑張れている気がする。
でもある程度やったら位相空間、多様体あたりに手を伸ばして幾何欲を満たそう。
と言いつつ、一冊目の本の第一章がベクトル解析であるからまだフーリエにもラプラスにもたどり着けていない。まあゆっくりやろう。誰かと比べたりせず、自分のペースで一つずつ気持ちを理解することが大事。